傾いた生活。

朝、目が覚めたらもう戦いは始まっている。
わたしvs日光
しかし「負けるもんかっ」なんて前向き(?)なことに考えは及ばず
毎朝「うーやだー」となる。
希望に満ちたお天道様の光は、
同時に多くの人を救っている筈なのに、
わたしにしてみればこれはただの凶器でしかない。
そしてまた繰り返す。おなじことを。
どうやったら雨戸を閉め切った部屋に引きこもっていられるか。
毎朝試行錯誤。   が、ゴールに到達した試しが無い。
今日もさらりと敗北。真下向いて歩きながら予備校へ。




電車に乗っていると高校時代の知人に出くわし、
思わず逃げた。
仲は、悪かったわけでは、ない。けして。
だが怖かった。
その人に対して抱く恐怖
(別にその人に限らず、きっと私の中で「思い出」になりつつある人みんな)と、
お日様の輝きに対する恐怖はきっと似て非なるもの。そんな気がする。



電車に揺られながらうつらうつらする女性が好き。
勿論、俯きがちで。
最近遭遇しない女性像。